後白河上皇に接近し、ついに武士として破格の地位と財を得た平清盛。しかし上皇との関係はこじれはじめ、崩れ落ちてゆく平家と対抗勢力は戦乱の世を開くことになってしまいます。源平開戦までのドラマをまとめました。
清盛は、後白河上皇に接近し、二人三脚で平氏の支配を取っていきました。通例を破り、敵であった頼朝兄弟を殺害しなかった清盛ですが、それが結果…
平氏、源氏の武士団は最初、院や摂関家、貴族に使われるだけの存在でしたが、清盛や義朝の時代になると、武力・経済力を背景に実力にふさわしい地…
後白河法皇と平清盛の蜜月時代は長くは続きませんでした。権威・権力の分担もうまくはいかなくなりました。彼らの権力は軍事力に根ざしたものでした…
治承3年(1179年)清盛の娘の白川殿盛子が亡くなり、清盛が摂関家領を持つことが不可能になってしまいました。このことに目をつけ後白河は、これ幸い…